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2020.07.09
富雄校
勉強した!の中身を考える。
A君とB君に、こう質問します。
「勉強したか?」
A君・B君「した!」
結果、
A君は65点、B君は89点。
この点数の差は、「頭の良さ」の差?
いいえ。
多くの場合この点数の差は、テスト前の、
「(勉強)した!」の中身の差です。
A君はふだん、宿題以外あまり勉強をしません。
だから、
テスト前に30分、英単語を覚えただけで、
「勉強した!」
と思っています。
B君はふだんから、宿題のついでに
1日1時間と決めて勉強しています。
だから、
テスト前にも1時間やるのは当たり前で、
1時間+α 勉強してはじめて、
「勉強した!」
なのです。
今回大切なのは、
「ふだんから勉強していたか」
の部分ではありません。
ふだんは部活でへとへとだったC君は、
「ふだんできていないから、テスト前こそは!」
と思って、一生懸命やるかもしれません。
「テスト前は、毎日3時間自習室に行く!」
「今日と明日で、提出物をすべて終わらせる!」
こういう具体的ながんばりは、点数につながります。
テスト前、たいしてやっていないのに、
「やった!」と思っていませんか。
「しんどい」アピールしていませんか。
この二つは、あやしいですよ…