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2025年度中学入試を振り返って

2025年度中学入試は、近畿圏全体の中学受験者数が約1万7500人で昨年度から約250人増加し、小学6年生の児童数に対する中学受験の割合の高さを表す中学受験率も過去最高の数値となりました。少子化とはいえより良い学習環境を求めて、中学入試の熱は年々高まっていると言えます。

奈良県内の中学入試では受験者獲得に成功した学校と苦労した学校がはっきりと分かれる結果となりました。

 

2025年度 奈良県主要国公私立中学校の入試結果

 

上の表にもある通り、昨年度に比べて受験者が増加したのは育英西智辯学園奈良カレッジ奈良学園など比較的奈良県内からの受験者が多い学校が目立ちました。

受験者が増えた影響もあり、実質倍率は先ほどあげた3校とも上昇しました。特に育英西の受験者は昨年度から比べて68人の増加でした。大学附属系や提携校への進学希望が多くなり、立命館コースの需要が高まっていると考えられます。また、智辯学園奈良カレッジは創立20周年を迎え、記念図書館を新設したことが良い宣伝効果となって受験者が増加しました。

逆に受験者が減少した中学校は、東大寺学園帝塚山西大和学園などがあげられます。以上3校に共通するのは通学者の半数近くが大阪府からということです。

その結果、大阪府の高校授業料無償化の影響を大きく受けて受験者が減少したのではないかと推測できます。特に帝塚山は昨年までは受験者が多かった東大阪からの受験者減少が響き、500人もの減少となりました。

また国公立中学では国際以外は受験者が増加し、特に奈良女子大附属が大きく受験者を回復させ、実質倍率も3年ぶりに4倍を超えました。

2026年度の近畿圏統一入試解禁日は1/17(土)が予定されており、その募集要項は例年7月~9月にかけて学校のホームページで公開されます。保護者の皆様におかれましては最新の情報に注意を払いつつ、受験を考えている学校の説明会に積極的に参加していただけたらと思います。

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