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理科

ISJ本部 北本

わくわく科学実験

「逆浮沈子」をつくろう!~

 

 先日行われた第3回T-Kidsでは、私たちにとても身近である「空気」をテーマに、いろいろな実験を行い楽しみながら学習しました。参加されたみなさんは、その中で浮沈子(ふちんし)を作りました。浮沈子とは水の入ったペットボトルの中にうきが浮いているだけの装置で、ペットボトルを押すと、うきがしずんでしまいます。今回のわくわく科学実験では、浮沈子の簡単な作り方だけでなく、逆にうきが浮かぶ逆浮沈子も紹介します。

 

 

【材料】

  •  ペットボトル
    (ペットボトルにはいろいろな形がありますが、炭酸飲料用のかたいペットボトルがうまくいきます。)
  •  洗口液のボトル
    (リステリンなど)
  •  しょうゆさし
    (魚の形をしたしょうゆの入れ物です。)
  •  ナット
    (金属製のわっかで、おもりに使います。)

 

 

【作り方】

  • ① しょうゆさしにもようをつけて、オリジナルのうきを作りましょう。
  • ② しょうゆさしの口の部分にナットをさしこみます。
  • ③ 水の入った容器に②を浮かべてみましょう。尾が少し出るぐらいが良いです。
    浮きすぎる場合はいくら押してもしずみませんので、しょうゆさしを指で押してから水につけ、中に水を入れてみましょう。ただし、水を入れすぎると初めからしずんでしまいます。
  • ④ 浮沈子を水の入ったペットボトルに入れます。

 

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あとはペットボトルを押すだけ。うまくいくかな??

 

 

☆逆浮沈子の作り方

  •  ③でぎりぎり浮くものを作る代わりに、少し多めに水を入れ、 ぎりぎりしずんでしまうものを用意します。
  •  ④で浮沈子を水の入った洗口液のボトルに入れます。

 

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あとはペットボトルを押すだけ。うまくいくかな??

 

 

《なぜ、逆の動きをするの???という人へ》

 

  ふつうの浮沈子は、ペットボトルを押すと中の容積が減り、浮沈子の中の空気が水に押され て体積が小さくなります。
すると、中に水が入り、浮沈子が重くなってしずみます。洗口液の容器のように、だ円形の形をしたものを押すと逆に中の容積が増え
浮沈子の中の空気が広がろうとして体積が大きくなります。すると、中から水が追い出され、浮沈子が軽く なって浮かびます。

 

 

 

 

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