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英語
藤田
アッと驚く英語の知識
英単語の省略
英語の文の最後に終わりを意味する点「ピリオド( . )」は英語でおなじみですが、それとは別に省略の印としての役割があり(特にアメリカ)、その場合は何かの言葉の省略・短縮を意味する目印・記号として用いられています。今回はその中でみなさんも見たことのある英単語や語句をいくつか紹介します。
U.S.A. → United States of America 「アメリカ合衆国」
Mt. → Mount (マウント) Mt. Fuji 「富士山」
a.m. → ante meridian (アンティ「前の」マリディアン「正午」) 6:00 a.m.「午前6時」
p.m. → post meridian (ポウスト「後の」マリディアン「正午」) 6:00 p.m.「午後6時」
Dr. → Doctor(ドクター) Dr.大門「医者の大門先生」
Mr. → Mister(ミスター) Mr.オクレ「オクレさん」 Mr.は男性に使う敬称
Mrs. → Mistress(ミストレス) Mrs. GREEN APPLE「ミセスグリーンアップル」
Mrs.(ミィスィズ)は既婚女性に使う敬称
※Ms.(ミズ/未婚、既婚関わらず女性の敬称)は何かの省略というわけではなく、Mr.とMrs.にピリオドがついているので慣習的についているというだけのもの
※Miss(ミス/未婚女性の敬称)は略語ではないのでピリオドはつけません
※イギリス英語ではMr・Mrsのピリオドはつけません
その他にも省略記号「アポストロフィー(’)」を使った略語(o’clock → of the clock「~時00分」)などいろいろな省略・短縮された言葉があります。もし、気になるものが出てきたときはYahoo! やGoogleで調べてみてください。結構おもしろい略語が見つかりますよ。